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総論
極真空手の理念「頭は低く目は高く、口謹んで心広く、孝を原点として他を益す」に明確に示されているように、極真会館に入門した以上、身体的・武術的に圧倒的な強さを目指すのはもちろんですが、親孝行を感謝の原点と理解し、常に何人にも何事にも「力と感謝」の精神を持って接し、正しく対処できるよう目配り・気配り・心配りを心がけて下さい。
その為に、道場内では「あいさつ・返事・あとしまつ」(躾<しつけ>3原則)を必ず実行して下さい。(道場外でも躾3原則は実行するように心がけてください。)
師範・先生・指導員や先輩と出会ったら私服・空手衣着用にかかわらず、必ず聞こえる声で「あいさつ・返事」をしてください。積極的に自分からの為す「あいさつ」は“勇気”を、相手の呼びかけに対する「返事」は“自信”を育(はぐく)むと言われています。
道場では使った物は必ず所定の場所に戻し、「あとしまつ」しておいてください。「あとしまつ」は“責任感”の原点です。
また名前を覚えてもらい易いように帯に姓名、空手衣の上着の前部分に姓を必ず記入しておいて下さい。自分の持ち物にも必ず大きく目立つように名前を書いておいてください。
各論
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【1】 道場内や審査会・交流試合・大会でのあいさつ・返事は「はい」ではなく、「押忍(オス)」と言う。
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【2】 自分より段位・級位が上の人に対しては、自分のことを称する場合「僕・俺・私(わたし)」ではなく「自分」または「私(わたくし)」と言う。
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【3】 初段・弐段および茶帯の指導員は「〜先輩」と呼ぶ。
参段・四段の黒帯は、指導員であるなしにかかわらず、「〜先生」と呼ぶ。
五段以上の黒帯は「〜師範」と呼ぶ。
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【4】 自分と同じ段位・級位の人には「〜さん」と呼ぶ。
自分より段位・級位が上の人に対しては、たとえ年下でも「〜先輩・〜先生・〜師範」と呼び敬語で話す。
逆に自分より年配の人に対しては、たとえ段位・級位が自分より下でも「〜さん」と敬語で話す。
互いに1歩ずつ譲りあう目配り・気配り・心配りと謙虚な言動が望ましい。
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【5】 自分より段位・級位が上の人に出会ったら、必ず一人一人に自分から「押忍」とあいさつする。
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【6】 道場生同士もお互いに「押忍」とあいさつする。
【7】 道場に入る時は、靴・下足はきちんと反転して揃えて置くか下駄箱に入れておく。
【8】 道場に入る時そして出る時には、神棚に黙礼、その後正面に向かって「押忍」とあいさつする。
【9】 稽古に遅れて参加する場合は、道場の所定の位置に一度後ろ向きに正座黙想して待つ指導者の許可が出てから正座のままで正面に向き直して礼をし「押忍、お願いします。」と大きな声で言ってから、最後列に入って稽古に加わる。
【10】 座っている時に師範・先生・先輩が来られたら、立ち上がって「押忍」とあいさつをする。
【11】 十字を切る動作は拳をきちんと握ってしっかりと行う。
【12】 師範・先生・先輩と握手する時は、必ず両手で握手する。
師範・先生・先輩から何かを受け取る時は、必ず両手で受け取る。
師範・先生・先輩に何かを渡す時は、必ず両手で渡す。
【13】 合同稽古終了時には必ず全員正座して道場訓を唱和する。
【14】 自由稽古・自主トレーニング後は使用したミットその他の使ったすべての物を所定のの場所に戻してあとしまつした後、道場を掃除しておくこと。このあとしまつの精神を決して忘れないこと。(あとしまつができない人は道具や道場の使用を禁ずる。)
【15】 所持品には必ず名前を記入しておき、忘れ物など無いように気を付ける。
*忘れ物に名前が無い場合、原則として捨てざるを得ないので注意する。
【16】 師範・先生・先輩に年賀状等を出す際の宛て名は原則として「〜様」ではなく、「〜師範・〜先生・〜先輩」とする。
【17】 極真空手はスポーツではなく武道です。
「スポーツの本質は自分や他人が楽しむ為の遊び」ですが、「武道は自分の大切な人を守り、自分の大切な人に優しくする為、自分に厳しくして自分を強くする難行・苦行の道」なのです。この違いをしっかりと理解してください。したがって強くなるのは優しくなる為であり、強くなるほど優しくなることが極真空手修行の目標なのです。
「人は強くなければ生きられない。しかし優しくなければ生きる資格が無い。」と言われるように真の強さに裏付けられた本物の優しさを修行によって身に付けるように心がけて下さい。
【18】 尚、極真会館の指導者は、この浜井派 空手道場 入門の心得を含めて
浜井派 少年部指導要領・浜井派 大会・交流試合心得
の3つの資料を常に確認しながら指導に当たって下さい。
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