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2008年11月 アーカイブ

2008年11月05日

 

長らくご無沙汰していました。
北信越・百万石杯や全日本型大会も無事終了できました。
型大会も非常に高いレベルで競うことができました。支部長の皆さんや御父兄の熱意を感じたのは私ひとりではないと思います。
羽場(章浩)大会統括本部長・北川大会実行委員長<北信越・百万石杯>・松下大会実行委員長<型大会>・中島支部長を初めとして支部長の皆さんそして各支部の役員の皆さんのご協力、心より感謝します。
北陸というこの地方で、この参加人数、このレベルで大会を継続することは本当に至難の業です。
多くの皆さんの協力がなければ絶対に不可能です。本当にありがとうございました。

今回北信越・百万石杯はJKJO(日本空手審判機構)から依頼されて、12月のJKJO選抜全日本大会出場の北陸選抜大会となったわけですが、先日(10月31日)にJKJOの北海道札幌での定例会議に北川大会実行委員長と共に参加してきました。審判機構として極真以外の数百ものフルコンタクト空手道場が参加している最大の団体がJKJOであり、審判機構でありながら選抜全日本を開催する努力と功績は大変大きいものであると考えます。一口に数百と言う道場が参加していると言いますが、我々極真の組織が4分5裂している上、さらに細分化が進み、同じテーブルに着くことさえできない状況を考えればそれがいかに大変なことか想像できると思います。

JKJOは極真会館とは組織が違いますが、紛れもなく故大山総裁が創出したフルコンタクトルールで青少年を指導する大きな団体の一つに成長しています。それは参加メンバーの多くがやはり大なり小なり極真と関係する人材であり、彼らが自覚するしないにかかわらず青少年の育成に責任ある団体となっているということです。その証拠に極真坂本道場や極真會水口館長、極真連合会の今井先生など多くの極真からの参加者がいました。それゆえ会議の最後に「あくまでも一武道家としての個人的なお願いですが、JKJOがこれからも青少年の育成の役割をさらに強めて成長拡大してゆく為には、格闘技として強いばかりでなく、強いがゆえに礼儀・節度を青少年に厳しく指導してもらいたい。それゆえ難しい武道の格言ではなく、子供にも理解しやすい言葉をパンフレット等に載せて指導してほしい。それがこのルールを創出した故大山総裁への恩返しと考えてほしい。」ということをお願いしてきました。
子供に理解しやすい言葉とは
 武道の精神は力と感謝だよ
 親孝行が人として1番大切だよ
 おじいちゃん・おばあちゃんを大事にするんだよ
 年長者・先輩を敬えよ
 卑怯な振る舞いは人として恥だよ
 多勢に無勢は卑怯だよ
 弱いものいじめはしちゃいけないよ
 義を見てせざるは勇なきなり(人が困っているときに助けないのは勇気がないことだよ)
 人生で大切なのは勇気と我慢だよ
 実るほど頭(こうべ)を垂るる稲穂かな(強い人、豊かな人、成功した人ほど謙虚になるものだよ)
 人生の困難・苦難は人を磨く試練だよ。そして成功も実は人としての試練だよ。
つまりこれらは「日本の心」です。
これらの言葉は武道家ではなくとも、昔は大人や親が常に子供たちに言って聞かせる言葉でした。
アメリカ発のバブル崩壊=強欲資本主義の終焉といわれる現在、日本の心と武道精神が復活する時代ではないかと感じます。生活は厳しくなるでしょうが、忍耐や我慢、足るを知る絶好の試練のチャンスではないでしょうか?
幸いJKJOの代表の皆さんもこの趣旨を理解していただいたよう思いました。
流派や思想は違うとはいえ、同じルールをルーツとするメンバーの皆さんが武道空手の理念に賛同し、青少年教育に尽力してくれることは大変意義のあることだという思いを強くして会議を後にしました。
その後は北海道名物のジンギスカン焼きを親睦会で賞味し、解散となりました。
このようなメンバーはやはり故大山総裁がいなければ決して出会うことの人たちです。
この原点を忘れず、浜井派としての活動を継続していくつもりです。

さて12月末に「極真カラテ革命(浜井理論の秘密)」が出版できそうです。
私の空手家としての集大成であり、極真カラテを完成させる技術体系と日本武道精神・極真武道精神の世界的価値を示した本とDVDにしたいと考えています。
現在最終校正に入っています。 
出版されたら立ち読みでもいいですから、目を通されてください。   押忍

2008年11月13日

雑感

1.極真カラテ革命(浜井理論の秘密)<仮題>の発売日が12月23日に決定しました。

この本とDVDは
①日本武道・極真武道空手の精神、故大山倍達総裁の精神を紹介し解説する。

②極真空手発祥の地である池袋総本部道場での極真空手の基本稽古・移動稽古・型稽古を一切変更せずに正確に再現する。
その上で、極真ルールで強くなる為の基本稽古・移動稽古・連続技(コンビネーション)・約束組手・自由組手の浜井理論とその実技を紹介する。

③顔面ありでも戦えるように基本稽古・移動稽古・連続技(コンビネーション)・約束組手・自由組手を浜井理論によって再構築し実技を紹介する。

④ただしアマチュアは極真ルールの試合にのみ参加する。アマチュアは顔面ありは稽古はするが試合はしない。顔面ありの試合はプロ志向の道場生のみの参加とする。
   
ある意味、この本とDVDは「打撃系格闘技として極真空手を完成させる」ことを目的としています。
そのつもりで私の40年間のカラテ人生の精神と技術のほとんどを公開したつもりです。
時間や紙面の関係で表現しきれなかったりした部分もありますが、重要な部分はほぼ書かれていると思います。

ご期待下さい。


2.2008年10月13日、ケイオスマッドマックス3を観戦して

ディファ有明で拳真館羽山威行館長主催の大会を観戦してきました。
グローブなし、バンデージのみ、肘打ちあり、首相撲あり、頭突きありの過激なルールの大会です。
もちろんプロ志向の選手のみの大会で、羽山館長から折茂選手を預かり顔面ありの指導を依頼されて合宿稽古をつけ浜井派として参加させました。

浜井派全体としてとして今後もマッドマックスやキックボクシングに参戦する予定はありません
が私個人としてはプロ志向の選手を指導することは今後もあるでしょうし、キックボクシングやマッドマックスも選手個人の希望があれば参戦させるつもりです。

さてマッドマックスの大会ですが、
①試合ルールの整備が必要だと感じました。肘打ちや首相撲があるためクリンチが多く、華麗なパンチや蹴りのコンビネーションが出にくくなっています。つまり見所が出にくいわけです。

②肘打ちや頭突きで流血しやすく、そのたびに試合の流れが止まってしまっていました。

③しかもセコンドも大会ドクターも止血の技術を持っていないようでした。

④空手家の入場テーマ音楽がユーロビートでは違和感がありました。できれば武道家らしい太鼓等での入場が好ましいと思いました。

しかし選手の姿勢は真剣そのもので感動させられました。

試合前から羽山館長には「キワモノ扱いされないように、いやキワモノ扱いされても空手家は武道の姿勢を崩さず、派手な言動や挑発はさけてほしい。」とお願いしてあったので選手もそれを心得ていてくれたようでした。相手がどうあれ武道家はその姿勢をあくまで武道家として通すべきでしょう。

極真の大会も今では安全と理解されていますが40年前の第1回大会など「殺人空手大会」などと揶揄されキワモノ扱いされていたのです。しかし故大山総裁は武道の姿勢を決して崩しませんでした。
さらに故大山総裁は「空手は常にスポーツ化し弱体化する傾向がある。空手には武術性というカンフル剤を打つ必要がある。」とおっしゃっていたことを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
極真会館浜井派としてマッドマックスのような過激な大会がメジャーにならないとしてもいつでも戦えるように技術を磨いておくべきと考えます。


3.11月3日極真館の第6回全日本大会が浜井派の全日本型大会と重なって見にいけなかったのは残念でした。

極真館の盧山館長はロシアで優勝した選手がガッツポーズをしたため失格にしたと聞いています。
相当揉めたようですが、その武道へのこだわりは非常に大切であると思います。その極真館の大会ですから、来年は是非観戦したいと思っています。


4.11月9日連合会全日本大会と白蓮会館第2回世界大会を観戦してきました。

同日だったので午前中に白蓮の世界大会を午後から連合会の全日本を観戦しました。
白蓮会館という一フルコンの団体が世界大会を開くということは大変なことだと思います。
前夜のパーティでブラジルのアデミール・コスタ(現勢和会)と20年ぶりに再会しました。
少し太っていました。極真會の水口敏夫館長と共に二人ともそれぞれ世界チャンピオンの中村誠・松井章圭に勝った男ということで紹介されていました。元師匠としても嬉しい限りでした。
連合会の全日本大会は決勝まで見ましたが、決勝も含めて大変熱気のある大会でした。
浜井派は少年部は充実していますが、一般部が低迷して久しい状況です。頑張りましょう。

2008年11月14日

3年の修行=3年の刑務所生活?

大連で極真空手を教え始めて1年を過ぎました。
1周年記念はまだできません。「ある目標が達成されてない」からです。
その目標は今は言えませんが、達成したらお知らせします。
でも順調に道場生は増えています。入会者は1年で200人を超えました。
しかし私にとって言葉も分からないし習慣も法律も人間関係も気候も食べ物も水も空気も違う大連はやはり違和感だらけです。失敗だらけです。でも不思議とあまり苦にはならない。
それは故大山倍達総裁の言葉のおかげなのです。
「厳しい修行といっても3年刑務所に入ったつもりでやればなんでもないよ。」
その通りです。すごく実感できてます。
会社を売脚して事業を引退し、ある程度の資産はできましたがやはり人生のやりがいは必要です。
つらいこといやなことは生きている限り続きます。
外国での道場経営・空手道指導など問題だらけです。
しかし故大山総裁が言うとおり刑務所に入ったと思えば何でもありません。
やりがいで一杯です。
石川県で支部長になって8年間、極真空手の指導1本やりで水口・増田君が育ってくれました。
その後事業に中心を移して20年、各支部長たちの頑張りで少年部が増え、道場生総数が1200人を超えました。
今また強い一般部の選手を自らの手で育てようと思っています。
極真ルールでも顔面ありでも最強の選手を育てるつもりで頑張ります。
不自由は一杯ありますし、なにがなんだか分からないけれど楽しい毎日です。
これが極真武道空手の原点だなあとつくづく感じています。
「3年間刑務所に入ったつもりで浜井頑張れよ。」と故大山総裁に励まされている毎日です。
総裁ありがとうございます。   押忍

追伸。
日本全国の空手家の皆さんそして浜井派の本部長・支部長・OBの皆さん、もう一度原点から自分の本物の空手を考えてみましょう。あなたの空手道人生の原点は何だったでしょうか?
どうしてあなたは今ここにいるのですか?
そう考えると苦労しててもつらくても、もっともっと空手が楽しくなりますよ。   押忍

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