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今制作している「極真フルコンカラテ革命」(仮題)について

今までの私の空手や柔道、ボクシングや柔術の経験を集大成した本とDVDを制作中です。
これによって私は極真空手を顔面有りの打撃系格闘技にも総合格闘技にも対応、勝利できる打撃系格闘技として完結させたいと考えています。
極真ルールで強くなる技術を示すことはもちろん、他の顔面ありの格闘技に顔面攻防の技術を丸投げで外注したり学んだりしなくとも極真の技術の中で完結できることを示すことも目的の一つです。

ただし私はこの作品を単なる空手の技術書にするつもりはありません。改めて極真の精神の本質を示し、それをより高める武道精神の啓蒙書とするつもりです。まず自分自身の為に、次に極真空手・極真ルール・フルコンタクトカラテを愛し、極真の精神を愛する人々の為に、最後に日本と日本人や世界という社会の為に。
まだまだ私自身が未熟であることを承知の上で挑戦するつもりです。

その制作の為に改めて故大山倍達総裁の遺稿とも言うべき「極真の精神」<今後の武道はどうあるべきか?>(1994年7月10日第1冊刷発売、市井社発行、著者大山倍達)を読んでみました。
すばらしい著作です。その最初の文を一部ですが紹介しておきましょう。

第1章 極真精神が世界を救う
(1)日本の武士道こそが世界の指導理念 
   人間精神の芸術品ー武士道
   日本の武道は、また武道精神は、日本の歴史が作り出した最高度のものである。
   精神と人生、生活の細部にまで至り、人間性すべてに及ぶ人間修養法の、またその結果の芸術   品ともいうべきものであろう。

どうですか?故大山総裁は極真武道空手を強い信念を持ってこのように捉えているのです。
しかも肝心の日本や日本人が武道や武士道を古くさいもの、時代の流行から外れているもの、すでに遠い歴史の中で終わったものとしてないがしろにしているのを充分承知した上でです。

何故、故大山総裁は武道や武士道にこのような確固たる信念を持ったのでしょうか?
それは世界を見て回り、世界の人々が武道や武士道をどのように評価しているか極真武道空手を通して知っているからです。
これ以上ここには書きませんが、是非この本を入手して読んでみてください。改めて故大山総裁のすばらしさがわかります。

ひるがえって現在の極真の現状はどうでしょう。敵にも敬意を表して共存しようとする武道精神に反して残念ながら極真の組織は分裂を繰り返してバラバラです。
分裂・競合によって極真人口は2倍になりましたが、世界大会や全日本大会のレベルは大幅にダウン、しかも40代の壮年部と少年部ばかりの道場生で一般部はほとんどいないのが全国の極真の道場の現実です。
もちろん何でも1つの組織にしなければならないわけではありません。
組織として戦うところは戦い、全日本大会等大同団結すべきところはすればいいだけです。
これが案外難しいのですが・・・・。

それなのに「世界を救うのは武道精神であり、極真精神である」などと言ったら、笑われそうですね。
しかし私も故大山総裁と同じ考えです。
争わないではいられない民族・国家・人類を救うのは日本の武道精神以外に無いのです。
武道精神は人類が生み出した人間の最高の精神文化であり、芸術品なのです。
その信念は変わりません。仮に今流行の「負け組」となってもです。
死んでも武道精神の価値に変わりはありません。
何しろ武道の本質は武士道と同じく「武士道とは死ぬことと見つけたり」なのですから。

それについては今度の本にも詳しく書くつもりです。
出版されたら立ち読みでも構わないから読んでみて下さい。
また浜井派のホームページにも武道について私の意見は書いてありますので見てください。

改めて極真の精神という原点に戻って考えれば、様々なものが見えてきますね。
今年中に何とか本とDVDを完成し出版させたいと考えています。乞うご期待。

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2008年07月27日 20:33に投稿されたエントリーのページです。

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