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2008年01月 アーカイブ

2008年01月04日

第1回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会

明けましておめでとうございます。
年頭にあたり昨年のJKJOの(統一)少年少女全日本大会についての報告と感想を皆さんにお伝えしたいと思います。
それに加えて統一全日本大会について私の考え方を示したいと思います。

2007年12月22日(土)川崎市とどろきアリーナにおいてJKJO(全日本空手審判機構)後援の初の少年少女統一全日本大会が開催されました。
JKJOは2004年11月の愛知での最初の全国会議をスタートとして、たったの3年間で174団体が参加しての統一全日本大会を開催したわけです。これは分裂に分裂を繰り返す空手界において非常に特筆すべきできごとです。(たった3年で174団体を結集できるものでしょうか?極真の場合を考えてみればわかります、残念ながら一つ二つでもまとまらない状況です。)
しかもJKJOに参加しているMACや武神グループは独自でもそれぞれ1000名規模の少年少女全日本を開催している団体です。他に一光会館なども600人規模の大会を開催しています。そのような力のある団体が集まっての統一全日本だからこそこのJKJO統一全日本大会開催に特別大きな意味があるのです。

今回大会特別相談役として招待されて観戦させてもらったのですが、組織・大会運営・大会演出・審判の服装統一・審判技術等様々な問題があるにせよ、この統一大会が開催できた意義と功績はあらゆる欠点を補って余りあるものです。

まず参加選手512名の70~80%は各地区大会でのベスト4以上の強豪であり、1回戦から既に他の大会の準決勝あるいは準々決勝レベルです。それで参加選手が512名なのですから、これは大変なことです。
極真のすべての青少年全日本を含めてもこれほどのレベルの大会は現在ありません。つまり実質的に日本最高レベルの少年少女全日本大会であるといっても言いすぎでは無いでしょう。

JKJOはこのような大会を一般部でも考えているということです。そうするとこれも統一全日本大会となるのです。少年少女では既に極真を上回るレベルを獲得している上、一般部でも統一全日本が開催され、これらの大会が仮に5年10年と継続したらどのようなレベルになるでしょうか?皆さん考えてみてください。底辺が広ければ頂点が高くなるのは自明の理です。
分裂を繰り返し統一大会一つ開催できない極真と仮にも統一大会を実現させたJKJO。
今後どのようなことになるのか考えてみてください。

本来ならば極真こそがこのような統一全日本を開くべきなのですが、利害関係や感情的モツレからそれが実現できず、各派閥が一般部も少年少女の部でもおのおのが日本一を名乗っているのが現状です。
私も松井派を去ったのですが、大会に関しては派閥を超えた統一全日本を開催すべきであると考えています。大山総裁存命中から支部長の皆が皆仲良しだったわけではありませんが、地上最強の空手の実現という共通目標の為、互いに武道家としての最低限の礼節を守って大会開催に協力してきたのは事実です。「仲良しクラブ」でなければ統一大会が開けないというわけではないのでしょう。

もともと武道そのものが自らを殺そうとする敵にさえ人としての敬意を持ち、互いに共存するという人類の共存共栄の行き方を示しているのですから、それが出来ないというのであれば自ら武道精神を放棄していることになるはずです。統一大会を開催することは極真が武道空手であるというならば実現できるはずなのです。

あらゆる派閥や流派を超えて底辺を広げ全日本大会を開催し、日本空手の頂点を高くして地上最強の空手を復活させることが大山総裁の遺言の実現となり、また極真を含むフルコンタクト空手界の夢と考えるのは私一人ではないはずです。(日本が世界大会で優勝しなければ世界の空手は武道精神を置き去りにしてしまいかねないのです。日本の極真が強く有ってこそ海外は日本の武道空手精神を探求し理解しようとするからです。)
それによって極真並びにフルコンタクト空手の社会的地位の向上という共通目標も同時に実現できるのです。

次にここで特筆すべきことが2点あります。
第1点はJKJO(全日本審判機構)に参加している団体は極真連合会に参加したり、武神グループに参加したりと他の会派や団体にも参加しているとのことです。
なぜそれが特筆すべきかと言うと1つの団体に参加することが他の団体への参加禁止となっていないという点です。つまり交差している、クロスオーバーしているということです。大会はオープンであり組織も独立会派でありながら様々な交流が出来る。
この「オープンクロスオーバー」がこれからの活動のキーワードになるかもしれません。

第2点は現時点ではJKJO(全日本審判機構)が基本的に組織では無いと明言していることです。
上下関係を持つ組織ではなく各団体が横一線の友好協力団体という捉え方をしている点です。
もちろんそれにも長所と短所はそれぞれあるとは思いますが、統一大会を実現したという面では長所の功績が大きいと言えます。

極真が分裂状態であるという現実を踏まえた上で、私も微力ながらそのような極真をも含むフルコンタクトカラテの統一全日本大会実現の方向に少しでも進むよう尽力していこうと考えています。

2008年1月4日

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