各派の世界大会開催について
1.世界大会の季節
この時期になると極真各派の世界大会の話題が聞こえてきます。
松井派・協議会派・連合会が現在世界大会開催でがんばっています。(他にも世界大会を開催している派閥もあるようです。)
これらの世界大会が何らかの結束の元に一つであったら極真カラテ全体のレベルももっともっと高くなると思うのは私だけでは無いでしょう。底辺が広がってこそ頂上も高くなるのは自明の理です。
すでに各派の審判に理念や技術の違いが出て、試合内容も姿勢や間合いにそれぞれ個性が出てきていますが、極真は極真です。極真ルールの元では大同小異といって差し支えないでしょう。
過去の分裂時の感情的モツレや現在の勢力拡大ゆえの利害関係は消えることはないにしても、日本で開催される世界大会や全日本大会が統一されることは不可能ではないと思います。
2.武道精神での極真世界大会・全日本大会の統一
いつも馬鹿の一つ覚えのように言い続けているのは「極真空手が武道であるならば、極真空手家が武道家であるならば、敵であり競合相手である他派閥を認め審判講習会を統一し、極真空手界のみならず、フルコンタクト空手界も含めて互いにその存在を認め合い、敬意を持って統一大会を開催すべきでではないでしょうか。さらに言えば空手家が武道家であるならば伝統派も含めてフルコンタクト・ライトコンタクトという競技ルールを設定し、空手道競技としてオリンピック出場やワールドカップ開催を目指せれば理想的ではないか?」ということです。
もちろん現状を見れば夢のような話ですが、武道とはもともと矛を止めるという原点から進化し、敵とも共存してゆく為に敵に対してさえ敬意を払う人間の生き方を示した人類共存の為の哲学であり文化遺産なのですから。
3.浜井派として
現在、私は浜井派代表として北信越・百万石杯大会、県青少年大会・型大会開催以外は極真系・他流派を問わず参加させてくれる大会を出来るだけ多く紹介し、切磋琢磨できる場を道場生に提供しているというのが現状です。しかし提供されるばかりでなく、いずれ石川県金沢の地で全日本大会・世界大会を開催してみたいという夢も持っています。
今回の型全日本大会はその前哨戦のようなものです。
どんな大会でも初めは小規模でレベルも高望みは出来ないでしょう。しかし夢と志を高くして継続してゆけば、その質・量は必ず向上してゆくはずです。このような夢や志を実現してゆくことは楽しいことではないでしょうか?
30数年前の極真空手の第1回全日本も今から考えれば参加選手30名程度の小規模大会だったのです。
困難も別の面から見れば楽しい道のりです。
皆さんがんばりましょう。