2008年07月27日

今制作している「極真フルコンカラテ革命」(仮題)について

今までの私の空手や柔道、ボクシングや柔術の経験を集大成した本とDVDを制作中です。
これによって私は極真空手を顔面有りの打撃系格闘技にも総合格闘技にも対応、勝利できる打撃系格闘技として完結させたいと考えています。
極真ルールで強くなる技術を示すことはもちろん、他の顔面ありの格闘技に顔面攻防の技術を丸投げで外注したり学んだりしなくとも極真の技術の中で完結できることを示すことも目的の一つです。

ただし私はこの作品を単なる空手の技術書にするつもりはありません。改めて極真の精神の本質を示し、それをより高める武道精神の啓蒙書とするつもりです。まず自分自身の為に、次に極真空手・極真ルール・フルコンタクトカラテを愛し、極真の精神を愛する人々の為に、最後に日本と日本人や世界という社会の為に。
まだまだ私自身が未熟であることを承知の上で挑戦するつもりです。

その制作の為に改めて故大山倍達総裁の遺稿とも言うべき「極真の精神」<今後の武道はどうあるべきか?>(1994年7月10日第1冊刷発売、市井社発行、著者大山倍達)を読んでみました。
すばらしい著作です。その最初の文を一部ですが紹介しておきましょう。

第1章 極真精神が世界を救う
(1)日本の武士道こそが世界の指導理念 
   人間精神の芸術品ー武士道
   日本の武道は、また武道精神は、日本の歴史が作り出した最高度のものである。
   精神と人生、生活の細部にまで至り、人間性すべてに及ぶ人間修養法の、またその結果の芸術   品ともいうべきものであろう。

どうですか?故大山総裁は極真武道空手を強い信念を持ってこのように捉えているのです。
しかも肝心の日本や日本人が武道や武士道を古くさいもの、時代の流行から外れているもの、すでに遠い歴史の中で終わったものとしてないがしろにしているのを充分承知した上でです。

何故、故大山総裁は武道や武士道にこのような確固たる信念を持ったのでしょうか?
それは世界を見て回り、世界の人々が武道や武士道をどのように評価しているか極真武道空手を通して知っているからです。
これ以上ここには書きませんが、是非この本を入手して読んでみてください。改めて故大山総裁のすばらしさがわかります。

ひるがえって現在の極真の現状はどうでしょう。敵にも敬意を表して共存しようとする武道精神に反して残念ながら極真の組織は分裂を繰り返してバラバラです。
分裂・競合によって極真人口は2倍になりましたが、世界大会や全日本大会のレベルは大幅にダウン、しかも40代の壮年部と少年部ばかりの道場生で一般部はほとんどいないのが全国の極真の道場の現実です。
もちろん何でも1つの組織にしなければならないわけではありません。
組織として戦うところは戦い、全日本大会等大同団結すべきところはすればいいだけです。
これが案外難しいのですが・・・・。

それなのに「世界を救うのは武道精神であり、極真精神である」などと言ったら、笑われそうですね。
しかし私も故大山総裁と同じ考えです。
争わないではいられない民族・国家・人類を救うのは日本の武道精神以外に無いのです。
武道精神は人類が生み出した人間の最高の精神文化であり、芸術品なのです。
その信念は変わりません。仮に今流行の「負け組」となってもです。
死んでも武道精神の価値に変わりはありません。
何しろ武道の本質は武士道と同じく「武士道とは死ぬことと見つけたり」なのですから。

それについては今度の本にも詳しく書くつもりです。
出版されたら立ち読みでも構わないから読んでみて下さい。
また浜井派のホームページにも武道について私の意見は書いてありますので見てください。

改めて極真の精神という原点に戻って考えれば、様々なものが見えてきますね。
今年中に何とか本とDVDを完成し出版させたいと考えています。乞うご期待。

金沢新神田総本部道場の活動

新神田総本部道場をリニューアルしてから、金沢市内の各支部が次々と使用を申し入れてくれています。やはり1階の武道空手道場のリフォームと2階の極真ジムの新築そして道場の真裏に駐車場を増設して合計20台駐車できるようになったからでしょうか?嬉しい誤算でした。

それでキックミットも厚手の新型を10個増やし、計30個のキックミットを1階に20個、2階に10個置きました。また3個のヘビーサンドバッグに加えて上段下突き(ボクシングのアッパー)用の小型サンドバッグも設置しました。
顔面ありのヘッドスリップ練習用のゴムロープも設置してあります。
マンツーマンの顔面パンチ用のパンチングミットも中島支部長が常置しているものを含めて2セットあります。
まだまだ設備を充実させたいと考えています。
あとどうしても設置したいのはランニングマシーンです。これは高価なのですが何とか1台置きたいものです。
あと2階の内側5メートル四方の本格的プロ仕様のリングには3センチの厚さのマットを敷いてあるので総合格闘技でも使えるようになっています。投げも寝技もOKです。

さらに応接室には35年以上かけた格闘技のコレクションVHS・DVDを数百本持ち込み、ボクシング・キックボクシング・K1ばかりでなくミャンマーラウェイ(バンテージだけ付けたグローブなしのムエタイ)や柔術などあらゆるジャンルの格闘技が37インチのTVでいつでも見れるようにしました(もちろん私の許可が要りますが)。ここ35年の格闘技の歴史が見れるようになっています。大型冷蔵庫には冷たい飲み物も一杯です。
大会の打ち上げや宴会もやってみたいです。
何か格闘技オタクの拠点のようになっていますね。

ここは今でも3名寝泊りが出来るようになっていますので将来内弟子も取れる可能性があります。
既に泊り込みで稽古していった練習生もいます。エアコンはもちろん風呂やウォシュレット付きトイレも完備していますので宿泊も快適のようです。
金沢から遠い支部の皆さんも泊まりこみで是非利用してください。何日でも空手三昧の生活が送れます。

そんなこんなで今更ながら自分が格闘技そして武道が好きなんだと改めて感じています。
もともとは実業で人を喜ばせて成功したい、事業家として人生を送りたいと志した私ですが、格闘技も相当好きであることは間違いありません。

またキックジムも極真OBやら新規入門者が少しずつですが入門し始めています。
これからがだんだん楽しみな総本部道場になってきました。
支部長の皆さんも何か使い方を提案してください。
何でもやってみましょう。   押忍

2008年07月22日

(続)増田章師範フリースタイルカラテセミナー(個人的感想編)

昨年の北海道での水口敏夫極真會会長との合同セミナーに続いての今回の増田章師範のセミナー。
元師匠としてホントニ至福の時間でした、一緒に稽古できたこと、その後一緒に飯を食い、一杯飲めたこと。
良くも悪くも30年経っても人間は変わらないな~とつくづく思いました、水口も増田もそして私も。
(三つ子の魂百までとは昔の人はホントニ真実を言い当ててますね。)
こんな楽しい時間はやはり師弟関係だからこそでしょう。
武道に限らず茶道・華道など技芸の師弟関係は本当にすばらしいと思います。
ただしそこには互いに対する尊敬と謙譲と感謝が存在しなければ師弟関係は成り立ちません。
またそこにはもう一つ、互いに対する許しも必要です。
師匠である私も弟子である水口氏・増田氏も完璧な人間ではありません。欠点は皆間違いなく持っています。でも互いにそれを許す気持ちを持って師弟と認めているからこそ師弟関係が30年以上続いているのです。
つくづくありがたいものです。
30年以上続いている師弟関係、ここに(親)孝(行)を原点とする極真の感謝の精神があると私は感じるのです。
心からありがとう水口師範・増田師範、そしてありがとうございます、故大山倍達総裁、押忍。

2008年07月15日

増田章師範 フリースタイルカラテセミナー

なかなか毎日書けないブログですが、今回は増田章師範の新ルール空手セミナーの感想です。
フリースタイルカラテセミナーは通常の極真空手のセミナーと異なって、解説あり実技ありの3時間セミナーでした。
感じるものは一人ひとり違うでしょうが、それぞれにとって面白いセミナーだったのではないでしょうか?浜井派はいろいろなセミナーをこれからも企画します。
自分の感性に合った指導者や技術に出会う。
浜井派は自由でチャンス(機会)を提供できる団体を目指しています。
浜井派に入って何か利益があるとか、得するとかはありません。
弱小集団ですから当然不自由もあります。
だけど自由にのびのびと極真空手を追求しましょう。顔面ありも総合格闘技も体験しましょう。
その上で自らの理想の空手・格闘技を追求しましょう。
何の得も利益も無いが、まっとうな空手をやりましょう。ただし原点の力と親孝行と感謝を忘れずに。
押忍。

2008年05月29日

浜井派金沢新神田総本部道場改装オープン(極真空手の精神と技術的完結目指して)

ここ半年ばかり浜井派中国大連総本部での指導、石川県青少年大会、金沢と大連での審査会に加えて浜井派総本部全面改装やその記念式&パーティ等で多忙を極め、ブログの更新が全く出来ませんでした。

昭和55年(1980年)に開館して以来、28年間にわたって石川県の極真空手の本拠地であった金沢市新神田の石川県本部道場が駐車場を併設し全面改装され、新たに極真会館浜井派総本部道場として再出発することとなりました。
改装するに当たって隣地を購入し駐車場を新設、全部で20台の駐車スペースを確保し、1階はシャワー設備等全面改装し2階へのらせん階段も設置、2階には新たにリング(内幅5メートルの本格的リング、かしみボクシングジム樫見会長プロデュース)を設置しました。これでキックボクシングの体験も出来ます。
これによって顔面ありにも対応できる打撃系格闘技として極真空手を完結させるための設備を整えることが出来たのです。(記念の神事やパーティの詳しい模様はこのホームページの改装記念式典をご覧下さい。 →[こちらをクリックして下さい]

改装にあたって1階は極真武道空手道場、2階は極真キックボクシングジムとしました。
あえて2階を極真キックボクシングジムとしたのは現在顔面ありの打撃系格闘技は蹴りを含めるとキックボクシングが世間一般にも認知され分かりやすいと考えたからです。またキックボクシングならば様々な流派やジムの垣根を超えて交流もしやすい上に、希望する人にはプロの道も開けているからです。

私が顔面ありにこだわる最大の理由は極真空手を打撃系格闘技として完結させたいからです。
既に浜井道場では30年近く前に顔面ありの大会を開いた経験があります。
しかし顔面ありだと、レベルを上げるにはやはりボクシングやキックボクシングに外注して技術を学ぶしかないという状況が続いていました。長年にわたり私はこれは明らかにおかしなことだと感じていました。極真空手は地上最強を目指す打撃系格闘技なのです。投げ技・固め技・絞め技・関節技ならばともかく、顔面打撃の攻防を他の打撃系格闘技に頼って外注するのは技術者として指導者として恥ずかしいしおかしなことだと感じるのは私だけでしょうか?
だからと言って今の極真の稽古にグローブやプロテクターを着けて「さあ顔面を打ち合ってみろ!」ではたとえ練習だけとは言ってもケガ人が増えるだけでしょう。グローブをつけてやりあう前に顔面ありの基本・移動・連続技・約束組手・自由組手すべての理論的体系的稽古が絶対必要なのです。そこで長年私が研究してきた稽古方法をこの新しい総本部で実践しようと考えています。
この方法だとボクシングやキックボクシングよりも空手の集団的基本稽古・移動稽古・組手稽古がケガも少なく効果的だと確信しています。
近々この体系的稽古方法をDVD付きの書籍として出版し発表する予定です。

尚、試合についてはアマチュアは顔面ありの試合は避けたほうが良いと考えています。
(ただし私は勇気を持って顔面ありの試合を開催する団体や選手を批判する気は全くありません。
逆に大変だろうと推測し同情しているのです。その心意気と勇気はすばらしいと思っているからです。)
プロボクシングやプロキックボクシングは文字通り生活をかけるプロの領域です。
プロに進みたい人には協力しますが、空手の道場生やアマチュアのキックボクサーは約束組手やマススパーリング程度にとどめておくのが無難では無いかと言うのが私の考えです。
これでも充分極真空手の技術的完結は可能だと考えるからです。

さて新しい総本部道場は6月より
 火曜日 夜7時~9時半(1F空手指導・黒帯研究会・選手強化鍛錬、
             2Fキックボクシング指導)
 木曜日 夜7時~9時半(自主トレーニング)
 金曜日 夜7時~9時半(1F空手指導・黒帯研究会・選手強化鍛錬、
             2Fキックボクシング指導)
の週3回で活動を開始します。
火曜日・金曜日は原則として代表である私と中島支部長が指導します。
私が大連出張中は中島支部長が指導することとなります。

黒帯研究会は茶帯以上誰でも参加できます。
選手強化稽古は試合前のトレーニングですので少年部以外の一般選手は誰でも参加できます。

尚、道場&ジム使用料は

A.浜井派道場生の選手強化鍛錬は無料。

B.武道空手・キックボクシング入門は
  入会金 1万円
  道場&ジム使用チケットは10回分7000円(約1か月分、1回700円、期限6ヶ月)
              20回分12000円(約2か月分、1回600円、期限12ヶ月)

C.浜井派道場生は(OBも含めて)空手でもキックボクシングでも黒帯研究会
 (茶帯以上)参加でも
  入会金 無料
  道場&ジム使用チケットは10回分4000円(約1か月分、1回400円、期限6ヶ月)
              20回分6000円(約2か月分、1回300円、期限12ヶ月)

D.浜井派支部団体使用料は未定
  3時間以内3000円程度を予定している。(変更あり)

というように浜井派道場生には公共施設並みの使用料となっています。

どうぞ参加してください。
私と共に稽古しましょう。

なおOBの方々もこれを機会に参加してください。
生涯の空手道を共に歩みましょう。   押忍


2008年01月04日

第1回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会

明けましておめでとうございます。
年頭にあたり昨年のJKJOの(統一)少年少女全日本大会についての報告と感想を皆さんにお伝えしたいと思います。
それに加えて統一全日本大会について私の考え方を示したいと思います。

2007年12月22日(土)川崎市とどろきアリーナにおいてJKJO(全日本空手審判機構)後援の初の少年少女統一全日本大会が開催されました。
JKJOは2004年11月の愛知での最初の全国会議をスタートとして、たったの3年間で174団体が参加しての統一全日本大会を開催したわけです。これは分裂に分裂を繰り返す空手界において非常に特筆すべきできごとです。(たった3年で174団体を結集できるものでしょうか?極真の場合を考えてみればわかります、残念ながら一つ二つでもまとまらない状況です。)
しかもJKJOに参加しているMACや武神グループは独自でもそれぞれ1000名規模の少年少女全日本を開催している団体です。他に一光会館なども600人規模の大会を開催しています。そのような力のある団体が集まっての統一全日本だからこそこのJKJO統一全日本大会開催に特別大きな意味があるのです。

今回大会特別相談役として招待されて観戦させてもらったのですが、組織・大会運営・大会演出・審判の服装統一・審判技術等様々な問題があるにせよ、この統一大会が開催できた意義と功績はあらゆる欠点を補って余りあるものです。

まず参加選手512名の70~80%は各地区大会でのベスト4以上の強豪であり、1回戦から既に他の大会の準決勝あるいは準々決勝レベルです。それで参加選手が512名なのですから、これは大変なことです。
極真のすべての青少年全日本を含めてもこれほどのレベルの大会は現在ありません。つまり実質的に日本最高レベルの少年少女全日本大会であるといっても言いすぎでは無いでしょう。

JKJOはこのような大会を一般部でも考えているということです。そうするとこれも統一全日本大会となるのです。少年少女では既に極真を上回るレベルを獲得している上、一般部でも統一全日本が開催され、これらの大会が仮に5年10年と継続したらどのようなレベルになるでしょうか?皆さん考えてみてください。底辺が広ければ頂点が高くなるのは自明の理です。
分裂を繰り返し統一大会一つ開催できない極真と仮にも統一大会を実現させたJKJO。
今後どのようなことになるのか考えてみてください。

本来ならば極真こそがこのような統一全日本を開くべきなのですが、利害関係や感情的モツレからそれが実現できず、各派閥が一般部も少年少女の部でもおのおのが日本一を名乗っているのが現状です。
私も松井派を去ったのですが、大会に関しては派閥を超えた統一全日本を開催すべきであると考えています。大山総裁存命中から支部長の皆が皆仲良しだったわけではありませんが、地上最強の空手の実現という共通目標の為、互いに武道家としての最低限の礼節を守って大会開催に協力してきたのは事実です。「仲良しクラブ」でなければ統一大会が開けないというわけではないのでしょう。

もともと武道そのものが自らを殺そうとする敵にさえ人としての敬意を持ち、互いに共存するという人類の共存共栄の行き方を示しているのですから、それが出来ないというのであれば自ら武道精神を放棄していることになるはずです。統一大会を開催することは極真が武道空手であるというならば実現できるはずなのです。

あらゆる派閥や流派を超えて底辺を広げ全日本大会を開催し、日本空手の頂点を高くして地上最強の空手を復活させることが大山総裁の遺言の実現となり、また極真を含むフルコンタクト空手界の夢と考えるのは私一人ではないはずです。(日本が世界大会で優勝しなければ世界の空手は武道精神を置き去りにしてしまいかねないのです。日本の極真が強く有ってこそ海外は日本の武道空手精神を探求し理解しようとするからです。)
それによって極真並びにフルコンタクト空手の社会的地位の向上という共通目標も同時に実現できるのです。

次にここで特筆すべきことが2点あります。
第1点はJKJO(全日本審判機構)に参加している団体は極真連合会に参加したり、武神グループに参加したりと他の会派や団体にも参加しているとのことです。
なぜそれが特筆すべきかと言うと1つの団体に参加することが他の団体への参加禁止となっていないという点です。つまり交差している、クロスオーバーしているということです。大会はオープンであり組織も独立会派でありながら様々な交流が出来る。
この「オープンクロスオーバー」がこれからの活動のキーワードになるかもしれません。

第2点は現時点ではJKJO(全日本審判機構)が基本的に組織では無いと明言していることです。
上下関係を持つ組織ではなく各団体が横一線の友好協力団体という捉え方をしている点です。
もちろんそれにも長所と短所はそれぞれあるとは思いますが、統一大会を実現したという面では長所の功績が大きいと言えます。

極真が分裂状態であるという現実を踏まえた上で、私も微力ながらそのような極真をも含むフルコンタクトカラテの統一全日本大会実現の方向に少しでも進むよう尽力していこうと考えています。

2008年1月4日


2007年11月09日

大連道場開設&第1回統一全日本空手道型選手権大会

大変忙しくかつ充実したここ1ヶ月でした。

大連では「大連スイスホテルでの大連総本部設立パーティ」に続いて「大連勝利広場での演武会第1部・第2部」、さらにそれに続いて「日本航空大連就航10周年記念パーティでの演武」と3つの行事が立て続けに実施されました。そしてその直後に石川県で初の第1回統一全日本型選手権大会です。

中国では浜井会長・羽場副会長と言うことで活動していますが、10月21日(日)の勝利広場での2回の演武には橋崎本部長(愛知)・若林本部長(北海道)・木島本部長(静岡)並びに極真會水口館長、重政北信越チャンピオンや愛知の加古指導員、北海道山本指導員、野々市支部竹吉指導員、辰口支部岡本指導員、他大勢の協力者も駆けつけてくれ、この2回の演武を成功させることが出来ました。水口館長の手刀バット折1本、下段回し蹴りバット折3本、寸剄瓦10枚割、木島本部長のブロック割り、北川支部長の下段回し蹴りバット3本折等や浜井美香の撃砕小の型、少年部の型・団体型・組み手等も大好評でした。この演武には2回で合計約2000人の観客が集まってくれました。

さらに11月1日(木)の日航のパーティはスイスホテルのパーティの演武を偶然見て衝撃を受けたと言う日航の大連支社長からのじきじきの要請で参加させてもらったのですが、スイスホテルでの中国側の要人(中国側約20名、日本人120名)である趙亜平大連副議長や大連体育局長・教育局長の上司に当たる夏徳仁市長・副市長以下200名の大連の中国側要人と40名の日本人に演武を披露することが出来ました。
今回羽場大会統括本部長は板5枚割りを正拳と手刀で、バット折は手刀1本(北川支部長)・肘打ち2本(浜井代表)・下段回し蹴り3本(北川支部長)・下段回し蹴り4本(浜井代表)で型は浜井美香が撃砕小を森佳那・安原芽衣・松本麻緒らがスーシホ・観空、組み手が浜井美香対松本麻緒、森佳那対安原芽衣で実施されました。
これらの演武・試し割りで夏徳仁大連市長らにバット3本・4本の束を持たせその重さを確認させたため、極真の演武が終了するまで要人は誰一人帰らず最後まで熱心に見てくれていました。
相当驚いた表情でした。
スイスホテルと日航の2つの演武で大連の中国並びに日本人上層部に極真の強さと華麗さが理屈抜きで伝わったと思われます。

その演武の数日後11月4日(日)の型の全日本大会準備は大連道場のオープンと重なり、その運営・参加者・レベルに多少不安があったのですが、いざふたを開けてびっくり、参加者280名の大変すばらしい大会となりました。
浜井派の支部長・役員・スタッフたちの底力を見た想いでした。
正直一般部のレベルはこれからまだまだと言う状態でしたが、少年少女のレベルはどこに出しても恥ずかしくない、まさに全日本レベルが10名前後見られました。
初開催の統一全日本型選手権大会で連想したのは40年ほど前の極真の無差別全日本大会のことです。この第1回は30名弱の参加者で、今とは比較にならないほど小規模大会でした。
それが私が6位に入賞した第5回から64名に増員、さらに私が4位に入賞した第9回から128名になったのです。
今は小さくともこの統一型全日本もどんどん大きく育てていこうと思っています。
来年は模範演武で極真系他派・フルコンタクト系他流派・伝統派等からゲストで型演武者を招待しようと考えています。規模ばかりでなく型のレベルを上げていきましょう。
今回大会実行委員長の中島支部趙を初めとする役員・スタッフの皆さん本当にありがとうございました。統一全日本型選手権大会は皆さんのおかげで大成功でした。

さらには統一ウエイト制全日本も石川県で開催して行こうと考えています。
極真系各派閥間の調整は難しいとは思いますが、やれることからどんどんやっていこうと考えています。フルコンタクト系他流派にも参加を呼びかけますので、各支部長は優勝を他流派に奪われないよう一般部若手の選手育成に尽力してください。
いずれ我々の手で統一無差別全日本大会も開催しましょう。

私も全力で頑張ります。浜井派の皆さん共に頑張りましょう。   押忍

2007年10月16日

増田章師範(極真会館増田道場)からセミナー開催依頼

うれしいお知らせです。
極真会館石川県支部出身で私の弟子であった増田章師範から先日電話があり、出身地の石川県の浜井道場でカラテセミナーを開催したいのでよろしくお願いしますとのこと。
うれしいことに「僕は間違いなく浜井先生の弟子ですから」と言う。お世辞でもありがたいものですね。
増田師範は最近「フリースタイルカラテ」という本で、自らの提唱する「拓真道」を発表した。
彼は現在NPO法人国際武道人育英会理事長として武道人の育成にも尽力している。
今はもう極真伝説となった増田章師範、どんなセミナーをやってくれるか?今から楽しみですね。   

詳しいことは後日お知らせします。

押忍

極真会館中国大連総本部設立パーティ

10月13日(土)午後7時、大連スイスホテルにて極真会館大連総本部設立記念パーティが開催されました。

浜井派からは来賓として和田内孝三石川県議会議長、作野広明県議、米田昭夫県議、古賀克己石川県日中友好協会会長・大連名誉市民・㈱アルプ代表取締役会長、豊原菊生石川県庁国際交流課長、小田陽児石川県国際交流課専門員、浜井代表、松下本部長、羽場(章)大会統括本部長、川裕一郎本部顧問と同令夫人、木下評議員、北川支部長、西田陽一国際本部長、金明旭指導員、田川光樹東京本部事務局長(仮称)、浜井美香、安原芽衣、森佳那以上19名。

中国側からは超亜平大連人代常任委員会副主任・党委員会書記、劉愛君大連大学副教授、(  )体育局長、(   )教育局長、他10名。

大連日本商工会120名。

また上海の極真連合会中国総本部からゴンファン師範が駆けつけてくれました。
(ゴンファン師範は大連総本部が「高く飛躍する」という意味の掛け軸を贈呈してくれました。)

総勢150名の参加者の前で、日中国交正常化35周年、日中文化・スポーツ交流年という記念すべき年に、極真空手が大連で活動することに対し、多くのお祝いの言葉を日中双方の来賓からいただき、大変感激いたしました。これは参加した極真会館スタッフの共通の思いであるでしょう。

歓談・飲食の後、極真空手演武会が始まり、代表除く6名全員で基本、松下本部長と北川支部長の約束組手、浜井美香(世界大会7位)の撃砕小の型、安原芽衣・森佳那のスーシホ・観空の型、羽場(章)大会統括本部長の正拳での瓦10枚割が実施されました。

私も10数年ぶりに暗くしての息吹転掌の型の後、照明をつけてのバット折を右2本、左3本、右4本の計9本をすべて回し蹴りで蹴り折りました。空手衣のすそをあげて素足・すねを見せて蹴ったのですが、左右ともにほとんど一撃で怪我もせず成功できたことは大変良かったとおもいます。(実は極真初で誰もやったことも見たことも無い私のオリジナル試し割り、猿臂ビール瓶割りをホテルで成功させていたのですが、厚手のビニールを余裕をもってかぶせていたにも拘わらず、ビニールを突き破って粉々に砕け散らせてしまい、部屋をガラスとビールで大変な状態にしてしまったのです。(目撃者・撮影者は木下評議員で、瓶を持ってくれたのは西田君です。)また広いパーティ会場では動きが小さいため見えにくいし、危険でふさわしくないと感じ、取り止めました。ビール瓶はどこでも手に入るので機会があれば披露したいと考えています。今回は中国の青島ビールの瓶で成功しました。)絶対失敗できない演武ですから、久々に緊張しましたが、息吹転掌の型で気合を入れたため最高に充実した体験となりました。

観客から感想を聞くと、バット折は息吹転掌の型の時から、殺気を感じるほど恐ろしかったということです。とくに4本折には度肝を抜かれた様子でした。しかし大人気だったのは芽衣ちゃんと佳那ちゃんの2人のスーシホの型同時演舞でした。浜井美香も女性ということで2人と共に注目を浴び、大連テレビ局にインタヴューされていました。

これによって極真の強さ・破壊力とともに優しさ・ほほえましさが大連の中国の方々や日本の方々に同時に理解されたと感じました。

このような盛大なパーティから大連総本部が出発できたことは、誠に奇跡的な偶然の結果です。初めからこのような盛大なパーティを企画していたわけではありません。あれよあれよという間にこのようになったという感じです。多くの人々の支えによって、細かい失敗はありましたが、奇跡的大成功と言えるパーティであったと確信しています。

パーティは盛大であっても、今後の大連総本部の発展には非常に地道な活動が必要となります。
私も浜井派代表として視力を尽くしてがんばります。

支部長・評議員・道場生の皆さん応援して下さい。

さらに21日(日)に演部会が開催されるので、皆さんの協力お願い申し上げます。    押忍


2007年10月12日

各派の世界大会開催について

1.世界大会の季節
この時期になると極真各派の世界大会の話題が聞こえてきます。
松井派・協議会派・連合会が現在世界大会開催でがんばっています。(他にも世界大会を開催している派閥もあるようです。)
これらの世界大会が何らかの結束の元に一つであったら極真カラテ全体のレベルももっともっと高くなると思うのは私だけでは無いでしょう。底辺が広がってこそ頂上も高くなるのは自明の理です。
すでに各派の審判に理念や技術の違いが出て、試合内容も姿勢や間合いにそれぞれ個性が出てきていますが、極真は極真です。極真ルールの元では大同小異といって差し支えないでしょう。
過去の分裂時の感情的モツレや現在の勢力拡大ゆえの利害関係は消えることはないにしても、日本で開催される世界大会や全日本大会が統一されることは不可能ではないと思います。

2.武道精神での極真世界大会・全日本大会の統一
いつも馬鹿の一つ覚えのように言い続けているのは「極真空手が武道であるならば、極真空手家が武道家であるならば、敵であり競合相手である他派閥を認め審判講習会を統一し、極真空手界のみならず、フルコンタクト空手界も含めて互いにその存在を認め合い、敬意を持って統一大会を開催すべきでではないでしょうか。さらに言えば空手家が武道家であるならば伝統派も含めてフルコンタクト・ライトコンタクトという競技ルールを設定し、空手道競技としてオリンピック出場やワールドカップ開催を目指せれば理想的ではないか?」ということです。
もちろん現状を見れば夢のような話ですが、武道とはもともと矛を止めるという原点から進化し、敵とも共存してゆく為に敵に対してさえ敬意を払う人間の生き方を示した人類共存の為の哲学であり文化遺産なのですから。

3.浜井派として
現在、私は浜井派代表として北信越・百万石杯大会、県青少年大会・型大会開催以外は極真系・他流派を問わず参加させてくれる大会を出来るだけ多く紹介し、切磋琢磨できる場を道場生に提供しているというのが現状です。しかし提供されるばかりでなく、いずれ石川県金沢の地で全日本大会・世界大会を開催してみたいという夢も持っています。
今回の型全日本大会はその前哨戦のようなものです。
どんな大会でも初めは小規模でレベルも高望みは出来ないでしょう。しかし夢と志を高くして継続してゆけば、その質・量は必ず向上してゆくはずです。このような夢や志を実現してゆくことは楽しいことではないでしょうか?
30数年前の極真空手の第1回全日本も今から考えれば参加選手30名程度の小規模大会だったのです。
困難も別の面から見れば楽しい道のりです。
皆さんがんばりましょう。