2008年12月20日

第2回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会と新刊本&DVD

1.第2回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会
  百万石杯大会を選抜大会として今回浜井派から百万石杯で優勝・準優勝した約36名の参加者
  を出した大会でしたが、結果はベスト4にひとりベスト8に4~5人という結果でした。はっきり
  言って予想以上に厳しい結果であり、予想以上にレベルが高かった大会でした。
  現時点ですでにジュニアの大会としては日本で一番高いレベルです。昨年500名、今回は700名
  の参加でしたが来年はもっと多くなりそうです。参加人数の増加に伴い、選手の強さや技術も
  どんどん進化するでしょう。選手や父兄のマナーも向上しています。汚い野次などあまりありま
  せんでした。
  試合前の選手や父兄へのマナーの注意が効果を発揮したようです。また審判技術も向上して
  いると感じました。
  200以上の道場が集まっての開催ですからいろいろあるとは思いますが、順調に成長していって
  くれればと思います。
  来年は11月7日・8日の二日間、代々木第2体育館で第3回JKJO全日本ジュニア選手権とその団
  体戦、そして一般部の全日本を開催するとのことです。それは極真の全日本になるということ
  です。

2.新刊本「カラテ革命家浜井識安、極真新理論」
  今週中にもDVD付き書籍が発売されます。
  286ページ、DVD1時間47分という充実した内容です。
  本の内容は、池袋時代の極真の基本を正確に再現した上で、それに新しい技術と浜井理論を
  加えて「極真ルールでも顔面有りでも勝てる空手の基本・移動・連続技・約束組手」を提案
  しました。
  さらに技術にとどまらず、その技術を生み育てる極真精神・日本武道精神についても徹底追及
  しました。この本を読めば極真の原点に帰り、武道の初心に戻ることができます。
  本のできは自分の中では90点ですが、DVDのできは時間の都合で60点というところです。
  あと30分は欲しかった。
  それでも選手ばかりでなく、指導者にも具体的に指導に直接役立つ技術と精神を示せたのでは
  ないかと自負しています。
  顔面ありにも対応できる基本・移動・連続技・約束組手を示して、ボクシングやキックボクシ
  ングに頼らなくとも基本から顔面ありの技術が身に付けられるようにしています。
  選手・指導者の各個人が自分の空手の完成に十分役立てる内容ですので極真関係者ばかりで
  なくフルコンタクト空手関係者にも是非読んでいただきたいと考えています。
  

2008年11月14日

3年の修行=3年の刑務所生活?

大連で極真空手を教え始めて1年を過ぎました。
1周年記念はまだできません。「ある目標が達成されてない」からです。
その目標は今は言えませんが、達成したらお知らせします。
でも順調に道場生は増えています。入会者は1年で200人を超えました。
しかし私にとって言葉も分からないし習慣も法律も人間関係も気候も食べ物も水も空気も違う大連はやはり違和感だらけです。失敗だらけです。でも不思議とあまり苦にはならない。
それは故大山倍達総裁の言葉のおかげなのです。
「厳しい修行といっても3年刑務所に入ったつもりでやればなんでもないよ。」
その通りです。すごく実感できてます。
会社を売脚して事業を引退し、ある程度の資産はできましたがやはり人生のやりがいは必要です。
つらいこといやなことは生きている限り続きます。
外国での道場経営・空手道指導など問題だらけです。
しかし故大山総裁が言うとおり刑務所に入ったと思えば何でもありません。
やりがいで一杯です。
石川県で支部長になって8年間、極真空手の指導1本やりで水口・増田君が育ってくれました。
その後事業に中心を移して20年、各支部長たちの頑張りで少年部が増え、道場生総数が1200人を超えました。
今また強い一般部の選手を自らの手で育てようと思っています。
極真ルールでも顔面ありでも最強の選手を育てるつもりで頑張ります。
不自由は一杯ありますし、なにがなんだか分からないけれど楽しい毎日です。
これが極真武道空手の原点だなあとつくづく感じています。
「3年間刑務所に入ったつもりで浜井頑張れよ。」と故大山総裁に励まされている毎日です。
総裁ありがとうございます。   押忍

追伸。
日本全国の空手家の皆さんそして浜井派の本部長・支部長・OBの皆さん、もう一度原点から自分の本物の空手を考えてみましょう。あなたの空手道人生の原点は何だったでしょうか?
どうしてあなたは今ここにいるのですか?
そう考えると苦労しててもつらくても、もっともっと空手が楽しくなりますよ。   押忍


2008年11月13日

雑感

1.極真カラテ革命(浜井理論の秘密)<仮題>の発売日が12月23日に決定しました。
  この本とDVDは
  ①日本武道・極真武道空手の精神、故大山倍達総裁の精神を紹介し解説する。

  ②極真空手発祥の地である池袋総本部道場での極真空手の基本稽古・移動稽古・型稽古を
   一切変更せずに正確に再現す る。
   その上で、極真ルールで強くなる為の基本稽古・移動稽古・連続技(コンビネーション)・
   約 束組手・自由組手の浜井理論とその実技を紹介する。

  ③顔面ありでも戦えるように基本稽古・移動稽古・連続技(コンビネーション)・約束組手・
   自由組手を浜井理論によって再構築し実技を紹介する。

  ④ただしアマチュアは極真ルールの試合にのみ参加する。アマチュアは顔面ありは稽古は
   するが試合はしない。顔面ありの試合はプロ志向の道場生のみの参加とする。
   
  ある意味、この本とDVDは「打撃系格闘技として極真空手を完成させる」ことを目的としています。
  そのつもりで私の40年間のカラテ人生の精神と技術のほとんどを公開したつもりです。
  時間や紙面の関係で表現しきれなかったりした部分もありますが、重要な部分は
  ほぼ書かれていると思います。

  ご期待下さい。

2.2008年10月13日、ケイオスマッドマックス3を観戦して
  ディファ有明で拳真館羽山威行館長主催の大会を観戦してきました。
  グローブなし、バンデージのみ、肘打ちあり、首相撲あり、頭突きありの過激なルールの
  大会です。
  もちろんプロ志向の選手のみの大会で、羽山館長から折茂選手を預かり顔面ありの指導を
  依頼されて合宿稽古をつけ浜井派として参加させました。

  浜井派全体としてとして今後もマッドマックスやキックボクシングに参戦する予定はありません
  が私個人としてはプロ志向の選手を指導することは今後もあるでしょうし、キックボクシングや
  マッドマックスも選手個人の希望があれば参戦させるつもりです。

  さてマッドマックスの大会ですが、
  ①試合ルールの整備が必要だと感じました。肘打ちや首相撲があるためクリンチが多く、華麗な
   パンチや蹴りのコンビネーションが出にくくなっています。つまり見所が出にくいわけです。

  ②肘打ちや頭突きで流血しやすく、そのたびに試合の流れが止まってしまっていました。

  ③しかもセコンドも大会ドクターも止血の技術を持っていないようでした。

  ④空手家の入場テーマ音楽がユーロビートでは違和感がありました。できれば武道家らしい太鼓
   等での入場が好ましいと思いました。

 しかし選手の姿勢は真剣そのもので感動させられました。
 試合前から羽山館長には「キワモノ扱いされないように、いやキワモノ扱いされても空手家は武道
 の姿勢を崩さず、派手な言動や挑発はさけてほしい。」とお願いしてあったので選手もそれを心得
 ていてくれたようでした。相手がどうあれ武道家はその姿勢をあくまで武道家として通すべきでし
 ょう。

 極真の大会も今では安全と理解されていますが40年前の第1回大会など「殺人空手大会」などと
 揶揄されキワモノ扱いされていたのです。しかし故大山総裁は武道の姿勢を決して崩しません
 でした。
 さらに故大山総裁は「空手は常にスポーツ化し弱体化する傾向がある。空手には武術性という
 カンフル剤を打つ必要がある。」とおっしゃっていたことを覚えている方もいらっしゃるのでは
 ないでしょうか。
 極真会館浜井派としてマッドマックスのような過激な大会がメジャーにならないとしてもいつでも
 戦えるように技術を磨いておくべきと考えます。

3.11月3日極真館の第6回全日本大会が浜井派の全日本型大会と重なって見にいけなかったのは
  残念でした。
  極真館の盧山館長はロシアで優勝した選手がガッツポーズをしたため失格にしたと聞いて
  います。
  相当揉めたようですが、その武道へのこだわりは非常に大切であると思います。その極真館の
  大会ですから、来年は是非観戦したいと思っています。

4.11月9日連合会全日本大会と白蓮会館第2回世界大会を観戦してきました。
  同日だったので午前中に白蓮の世界大会を午後から連合会の全日本を観戦しました。
  白蓮会館という一フルコンの団体が世界大会を開くということは大変なことだと思います。
  前夜のパーティでブラジルのアデミール・コスタ(現勢和会)と20年ぶりに再会しました。
  少し太っていました。極真會の水口敏夫館長と共に二人ともそれぞれ世界チャンピオンの
  中村誠・松井章圭に勝った男ということで紹介されていました。元師匠としても嬉しい限り
  でした。
  連合会の全日本大会は決勝まで見ましたが、決勝も含めて大変熱気のある大会でした。
  浜井派は少年部は充実していますが、一般部が低迷して久しい状況です。頑張りましょう。

 
 
  

2008年11月05日

長らくご無沙汰していました。
北信越・百万石杯や全日本型大会も無事終了できました。
型大会も非常に高いレベルで競うことができました。支部長の皆さんや御父兄の熱意を感じたのは私ひとりではないと思います。
羽場(章浩)大会統括本部長・北川大会実行委員長<北信越・百万石杯>・松下大会実行委員長<型大会>・中島支部長を初めとして支部長の皆さんそして各支部の役員の皆さんのご協力、心より感謝します。
北陸というこの地方で、この参加人数、このレベルで大会を継続することは本当に至難の業です。
多くの皆さんの協力がなければ絶対に不可能です。本当にありがとうございました。

今回北信越・百万石杯はJKJO(日本空手審判機構)から依頼されて、12月のJKJO選抜全日本大会出場の北陸選抜大会となったわけですが、先日(10月31日)にJKJOの北海道札幌での定例会議に北川大会実行委員長と共に参加してきました。審判機構として極真以外の数百ものフルコンタクト空手道場が参加している最大の団体がJKJOであり、審判機構でありながら選抜全日本を開催する努力と功績は大変大きいものであると考えます。一口に数百と言う道場が参加していると言いますが、我々極真の組織が4分5裂している上、さらに細分化が進み、同じテーブルに着くことさえできない状況を考えればそれがいかに大変なことか想像できると思います。

JKJOは極真会館とは組織が違いますが、紛れもなく故大山総裁が創出したフルコンタクトルールで青少年を指導する大きな団体の一つに成長しています。それは参加メンバーの多くがやはり大なり小なり極真と関係する人材であり、彼らが自覚するしないにかかわらず青少年の育成に責任ある団体となっているということです。その証拠に極真坂本道場や極真會水口館長、極真連合会の今井先生など多くの極真からの参加者がいました。それゆえ会議の最後に「あくまでも一武道家としての個人的なお願いですが、JKJOがこれからも青少年の育成の役割をさらに強めて成長拡大してゆく為には、格闘技として強いばかりでなく、強いがゆえに礼儀・節度を青少年に厳しく指導してもらいたい。それゆえ難しい武道の格言ではなく、子供にも理解しやすい言葉をパンフレット等に載せて指導してほしい。それがこのルールを創出した故大山総裁への恩返しと考えてほしい。」ということをお願いしてきました。
子供に理解しやすい言葉とは
 武道の精神は力と感謝だよ
 親孝行が人として1番大切だよ
 おじいちゃん・おばあちゃんを大事にするんだよ
 年長者・先輩を敬えよ
 卑怯な振る舞いは人として恥だよ
 多勢に無勢は卑怯だよ
 弱いものいじめはしちゃいけないよ
 義を見てせざるは勇なきなり(人が困っているときに助けないのは勇気がないことだよ)
 人生で大切なのは勇気と我慢だよ
 実るほど頭(こうべ)を垂るる稲穂かな(強い人、豊かな人、成功した人ほど謙虚になるものだよ)
 人生の困難・苦難は人を磨く試練だよ。そして成功も実は人としての試練だよ。
つまりこれらは「日本の心」です。
これらの言葉は武道家ではなくとも、昔は大人や親が常に子供たちに言って聞かせる言葉でした。
アメリカ発のバブル崩壊=強欲資本主義の終焉といわれる現在、日本の心と武道精神が復活する時代ではないかと感じます。生活は厳しくなるでしょうが、忍耐や我慢、足るを知る絶好の試練のチャンスではないでしょうか?
幸いJKJOの代表の皆さんもこの趣旨を理解していただいたよう思いました。
流派や思想は違うとはいえ、同じルールをルーツとするメンバーの皆さんが武道空手の理念に賛同し、青少年教育に尽力してくれることは大変意義のあることだという思いを強くして会議を後にしました。
その後は北海道名物のジンギスカン焼きを親睦会で賞味し、解散となりました。
このようなメンバーはやはり故大山総裁がいなければ決して出会うことの人たちです。
この原点を忘れず、浜井派としての活動を継続していくつもりです。

さて12月末に「極真カラテ革命(浜井理論の秘密)」が出版できそうです。
私の空手家としての集大成であり、極真カラテを完成させる技術体系と日本武道精神・極真武道精神の世界的価値を示した本とDVDにしたいと考えています。
現在最終校正に入っています。 
出版されたら立ち読みでもいいですから、目を通されてください。   押忍

2008年07月27日

今制作している「極真フルコンカラテ革命」(仮題)について

今までの私の空手や柔道、ボクシングや柔術の経験を集大成した本とDVDを制作中です。
これによって私は極真空手を顔面有りの打撃系格闘技にも総合格闘技にも対応、勝利できる打撃系格闘技として完結させたいと考えています。
極真ルールで強くなる技術を示すことはもちろん、他の顔面ありの格闘技に顔面攻防の技術を丸投げで外注したり学んだりしなくとも極真の技術の中で完結できることを示すことも目的の一つです。

ただし私はこの作品を単なる空手の技術書にするつもりはありません。改めて極真の精神の本質を示し、それをより高める武道精神の啓蒙書とするつもりです。まず自分自身の為に、次に極真空手・極真ルール・フルコンタクトカラテを愛し、極真の精神を愛する人々の為に、最後に日本と日本人や世界という社会の為に。
まだまだ私自身が未熟であることを承知の上で挑戦するつもりです。

その制作の為に改めて故大山倍達総裁の遺稿とも言うべき「極真の精神」<今後の武道はどうあるべきか?>(1994年7月10日第1冊刷発売、市井社発行、著者大山倍達)を読んでみました。
すばらしい著作です。その最初の文を一部ですが紹介しておきましょう。

第1章 極真精神が世界を救う
(1)日本の武士道こそが世界の指導理念 
   人間精神の芸術品ー武士道
   日本の武道は、また武道精神は、日本の歴史が作り出した最高度のものである。
   精神と人生、生活の細部にまで至り、人間性すべてに及ぶ人間修養法の、またその結果の芸術   品ともいうべきものであろう。

どうですか?故大山総裁は極真武道空手を強い信念を持ってこのように捉えているのです。
しかも肝心の日本や日本人が武道や武士道を古くさいもの、時代の流行から外れているもの、すでに遠い歴史の中で終わったものとしてないがしろにしているのを充分承知した上でです。

何故、故大山総裁は武道や武士道にこのような確固たる信念を持ったのでしょうか?
それは世界を見て回り、世界の人々が武道や武士道をどのように評価しているか極真武道空手を通して知っているからです。
これ以上ここには書きませんが、是非この本を入手して読んでみてください。改めて故大山総裁のすばらしさがわかります。

ひるがえって現在の極真の現状はどうでしょう。敵にも敬意を表して共存しようとする武道精神に反して残念ながら極真の組織は分裂を繰り返してバラバラです。
分裂・競合によって極真人口は2倍になりましたが、世界大会や全日本大会のレベルは大幅にダウン、しかも40代の壮年部と少年部ばかりの道場生で一般部はほとんどいないのが全国の極真の道場の現実です。
もちろん何でも1つの組織にしなければならないわけではありません。
組織として戦うところは戦い、全日本大会等大同団結すべきところはすればいいだけです。
これが案外難しいのですが・・・・。

それなのに「世界を救うのは武道精神であり、極真精神である」などと言ったら、笑われそうですね。
しかし私も故大山総裁と同じ考えです。
争わないではいられない民族・国家・人類を救うのは日本の武道精神以外に無いのです。
武道精神は人類が生み出した人間の最高の精神文化であり、芸術品なのです。
その信念は変わりません。仮に今流行の「負け組」となってもです。
死んでも武道精神の価値に変わりはありません。
何しろ武道の本質は武士道と同じく「武士道とは死ぬことと見つけたり」なのですから。

それについては今度の本にも詳しく書くつもりです。
出版されたら立ち読みでも構わないから読んでみて下さい。
また浜井派のホームページにも武道について私の意見は書いてありますので見てください。

改めて極真の精神という原点に戻って考えれば、様々なものが見えてきますね。
今年中に何とか本とDVDを完成し出版させたいと考えています。乞うご期待。

金沢新神田総本部道場の活動

新神田総本部道場をリニューアルしてから、金沢市内の各支部が次々と使用を申し入れてくれています。やはり1階の武道空手道場のリフォームと2階の極真ジムの新築そして道場の真裏に駐車場を増設して合計20台駐車できるようになったからでしょうか?嬉しい誤算でした。

それでキックミットも厚手の新型を10個増やし、計30個のキックミットを1階に20個、2階に10個置きました。また3個のヘビーサンドバッグに加えて上段下突き(ボクシングのアッパー)用の小型サンドバッグも設置しました。
顔面ありのヘッドスリップ練習用のゴムロープも設置してあります。
マンツーマンの顔面パンチ用のパンチングミットも中島支部長が常置しているものを含めて2セットあります。
まだまだ設備を充実させたいと考えています。
あとどうしても設置したいのはランニングマシーンです。これは高価なのですが何とか1台置きたいものです。
あと2階の内側5メートル四方の本格的プロ仕様のリングには3センチの厚さのマットを敷いてあるので総合格闘技でも使えるようになっています。投げも寝技もOKです。

さらに応接室には35年以上かけた格闘技のコレクションVHS・DVDを数百本持ち込み、ボクシング・キックボクシング・K1ばかりでなくミャンマーラウェイ(バンテージだけ付けたグローブなしのムエタイ)や柔術などあらゆるジャンルの格闘技が37インチのTVでいつでも見れるようにしました(もちろん私の許可が要りますが)。ここ35年の格闘技の歴史が見れるようになっています。大型冷蔵庫には冷たい飲み物も一杯です。
大会の打ち上げや宴会もやってみたいです。
何か格闘技オタクの拠点のようになっていますね。

ここは今でも3名寝泊りが出来るようになっていますので将来内弟子も取れる可能性があります。
既に泊り込みで稽古していった練習生もいます。エアコンはもちろん風呂やウォシュレット付きトイレも完備していますので宿泊も快適のようです。
金沢から遠い支部の皆さんも泊まりこみで是非利用してください。何日でも空手三昧の生活が送れます。

そんなこんなで今更ながら自分が格闘技そして武道が好きなんだと改めて感じています。
もともとは実業で人を喜ばせて成功したい、事業家として人生を送りたいと志した私ですが、格闘技も相当好きであることは間違いありません。

またキックジムも極真OBやら新規入門者が少しずつですが入門し始めています。
これからがだんだん楽しみな総本部道場になってきました。
支部長の皆さんも何か使い方を提案してください。
何でもやってみましょう。   押忍

2008年07月22日

(続)増田章師範フリースタイルカラテセミナー(個人的感想編)

昨年の北海道での水口敏夫極真會会長との合同セミナーに続いての今回の増田章師範のセミナー。
元師匠としてホントニ至福の時間でした、一緒に稽古できたこと、その後一緒に飯を食い、一杯飲めたこと。
良くも悪くも30年経っても人間は変わらないな~とつくづく思いました、水口も増田もそして私も。
(三つ子の魂百までとは昔の人はホントニ真実を言い当ててますね。)
こんな楽しい時間はやはり師弟関係だからこそでしょう。
武道に限らず茶道・華道など技芸の師弟関係は本当にすばらしいと思います。
ただしそこには互いに対する尊敬と謙譲と感謝が存在しなければ師弟関係は成り立ちません。
またそこにはもう一つ、互いに対する許しも必要です。
師匠である私も弟子である水口氏・増田氏も完璧な人間ではありません。欠点は皆間違いなく持っています。でも互いにそれを許す気持ちを持って師弟と認めているからこそ師弟関係が30年以上続いているのです。
つくづくありがたいものです。
30年以上続いている師弟関係、ここに(親)孝(行)を原点とする極真の感謝の精神があると私は感じるのです。
心からありがとう水口師範・増田師範、そしてありがとうございます、故大山倍達総裁、押忍。

2008年07月15日

増田章師範 フリースタイルカラテセミナー

なかなか毎日書けないブログですが、今回は増田章師範の新ルール空手セミナーの感想です。
フリースタイルカラテセミナーは通常の極真空手のセミナーと異なって、解説あり実技ありの3時間セミナーでした。
感じるものは一人ひとり違うでしょうが、それぞれにとって面白いセミナーだったのではないでしょうか?浜井派はいろいろなセミナーをこれからも企画します。
自分の感性に合った指導者や技術に出会う。
浜井派は自由でチャンス(機会)を提供できる団体を目指しています。
浜井派に入って何か利益があるとか、得するとかはありません。
弱小集団ですから当然不自由もあります。
だけど自由にのびのびと極真空手を追求しましょう。顔面ありも総合格闘技も体験しましょう。
その上で自らの理想の空手・格闘技を追求しましょう。
何の得も利益も無いが、まっとうな空手をやりましょう。ただし原点の力と親孝行と感謝を忘れずに。
押忍。

2008年05月29日

浜井派金沢新神田総本部道場改装オープン(極真空手の精神と技術的完結目指して)

ここ半年ばかり浜井派中国大連総本部での指導、石川県青少年大会、金沢と大連での審査会に加えて浜井派総本部全面改装やその記念式&パーティ等で多忙を極め、ブログの更新が全く出来ませんでした。

昭和55年(1980年)に開館して以来、28年間にわたって石川県の極真空手の本拠地であった金沢市新神田の石川県本部道場が駐車場を併設し全面改装され、新たに極真会館浜井派総本部道場として再出発することとなりました。
改装するに当たって隣地を購入し駐車場を新設、全部で20台の駐車スペースを確保し、1階はシャワー設備等全面改装し2階へのらせん階段も設置、2階には新たにリング(内幅5メートルの本格的リング、かしみボクシングジム樫見会長プロデュース)を設置しました。これでキックボクシングの体験も出来ます。
これによって顔面ありにも対応できる打撃系格闘技として極真空手を完結させるための設備を整えることが出来たのです。(記念の神事やパーティの詳しい模様はこのホームページの改装記念式典をご覧下さい。 →[こちらをクリックして下さい]

改装にあたって1階は極真武道空手道場、2階は極真キックボクシングジムとしました。
あえて2階を極真キックボクシングジムとしたのは現在顔面ありの打撃系格闘技は蹴りを含めるとキックボクシングが世間一般にも認知され分かりやすいと考えたからです。またキックボクシングならば様々な流派やジムの垣根を超えて交流もしやすい上に、希望する人にはプロの道も開けているからです。

私が顔面ありにこだわる最大の理由は極真空手を打撃系格闘技として完結させたいからです。
既に浜井道場では30年近く前に顔面ありの大会を開いた経験があります。
しかし顔面ありだと、レベルを上げるにはやはりボクシングやキックボクシングに外注して技術を学ぶしかないという状況が続いていました。長年にわたり私はこれは明らかにおかしなことだと感じていました。極真空手は地上最強を目指す打撃系格闘技なのです。投げ技・固め技・絞め技・関節技ならばともかく、顔面打撃の攻防を他の打撃系格闘技に頼って外注するのは技術者として指導者として恥ずかしいしおかしなことだと感じるのは私だけでしょうか?
だからと言って今の極真の稽古にグローブやプロテクターを着けて「さあ顔面を打ち合ってみろ!」ではたとえ練習だけとは言ってもケガ人が増えるだけでしょう。グローブをつけてやりあう前に顔面ありの基本・移動・連続技・約束組手・自由組手すべての理論的体系的稽古が絶対必要なのです。そこで長年私が研究してきた稽古方法をこの新しい総本部で実践しようと考えています。
この方法だとボクシングやキックボクシングよりも空手の集団的基本稽古・移動稽古・組手稽古がケガも少なく効果的だと確信しています。
近々この体系的稽古方法をDVD付きの書籍として出版し発表する予定です。

尚、試合についてはアマチュアは顔面ありの試合は避けたほうが良いと考えています。
(ただし私は勇気を持って顔面ありの試合を開催する団体や選手を批判する気は全くありません。
逆に大変だろうと推測し同情しているのです。その心意気と勇気はすばらしいと思っているからです。)
プロボクシングやプロキックボクシングは文字通り生活をかけるプロの領域です。
プロに進みたい人には協力しますが、空手の道場生やアマチュアのキックボクサーは約束組手やマススパーリング程度にとどめておくのが無難では無いかと言うのが私の考えです。
これでも充分極真空手の技術的完結は可能だと考えるからです。

さて新しい総本部道場は6月より
 火曜日 夜7時~9時半(1F空手指導・黒帯研究会・選手強化鍛錬、
             2Fキックボクシング指導)
 木曜日 夜7時~9時半(自主トレーニング)
 金曜日 夜7時~9時半(1F空手指導・黒帯研究会・選手強化鍛錬、
             2Fキックボクシング指導)
の週3回で活動を開始します。
火曜日・金曜日は原則として代表である私と中島支部長が指導します。
私が大連出張中は中島支部長が指導することとなります。

黒帯研究会は茶帯以上誰でも参加できます。
選手強化稽古は試合前のトレーニングですので少年部以外の一般選手は誰でも参加できます。

尚、道場&ジム使用料は

A.浜井派道場生の選手強化鍛錬は無料。

B.武道空手・キックボクシング入門は
  入会金 1万円
  道場&ジム使用チケットは10回分7000円(約1か月分、1回700円、期限6ヶ月)
              20回分12000円(約2か月分、1回600円、期限12ヶ月)

C.浜井派道場生は(OBも含めて)空手でもキックボクシングでも黒帯研究会
 (茶帯以上)参加でも
  入会金 無料
  道場&ジム使用チケットは10回分4000円(約1か月分、1回400円、期限6ヶ月)
              20回分6000円(約2か月分、1回300円、期限12ヶ月)

D.浜井派支部団体使用料は未定
  3時間以内3000円程度を予定している。(変更あり)

というように浜井派道場生には公共施設並みの使用料となっています。

どうぞ参加してください。
私と共に稽古しましょう。

なおOBの方々もこれを機会に参加してください。
生涯の空手道を共に歩みましょう。   押忍


2008年01月04日

第1回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会

明けましておめでとうございます。
年頭にあたり昨年のJKJOの(統一)少年少女全日本大会についての報告と感想を皆さんにお伝えしたいと思います。
それに加えて統一全日本大会について私の考え方を示したいと思います。

2007年12月22日(土)川崎市とどろきアリーナにおいてJKJO(全日本空手審判機構)後援の初の少年少女統一全日本大会が開催されました。
JKJOは2004年11月の愛知での最初の全国会議をスタートとして、たったの3年間で174団体が参加しての統一全日本大会を開催したわけです。これは分裂に分裂を繰り返す空手界において非常に特筆すべきできごとです。(たった3年で174団体を結集できるものでしょうか?極真の場合を考えてみればわかります、残念ながら一つ二つでもまとまらない状況です。)
しかもJKJOに参加しているMACや武神グループは独自でもそれぞれ1000名規模の少年少女全日本を開催している団体です。他に一光会館なども600人規模の大会を開催しています。そのような力のある団体が集まっての統一全日本だからこそこのJKJO統一全日本大会開催に特別大きな意味があるのです。

今回大会特別相談役として招待されて観戦させてもらったのですが、組織・大会運営・大会演出・審判の服装統一・審判技術等様々な問題があるにせよ、この統一大会が開催できた意義と功績はあらゆる欠点を補って余りあるものです。

まず参加選手512名の70~80%は各地区大会でのベスト4以上の強豪であり、1回戦から既に他の大会の準決勝あるいは準々決勝レベルです。それで参加選手が512名なのですから、これは大変なことです。
極真のすべての青少年全日本を含めてもこれほどのレベルの大会は現在ありません。つまり実質的に日本最高レベルの少年少女全日本大会であるといっても言いすぎでは無いでしょう。

JKJOはこのような大会を一般部でも考えているということです。そうするとこれも統一全日本大会となるのです。少年少女では既に極真を上回るレベルを獲得している上、一般部でも統一全日本が開催され、これらの大会が仮に5年10年と継続したらどのようなレベルになるでしょうか?皆さん考えてみてください。底辺が広ければ頂点が高くなるのは自明の理です。
分裂を繰り返し統一大会一つ開催できない極真と仮にも統一大会を実現させたJKJO。
今後どのようなことになるのか考えてみてください。

本来ならば極真こそがこのような統一全日本を開くべきなのですが、利害関係や感情的モツレからそれが実現できず、各派閥が一般部も少年少女の部でもおのおのが日本一を名乗っているのが現状です。
私も松井派を去ったのですが、大会に関しては派閥を超えた統一全日本を開催すべきであると考えています。大山総裁存命中から支部長の皆が皆仲良しだったわけではありませんが、地上最強の空手の実現という共通目標の為、互いに武道家としての最低限の礼節を守って大会開催に協力してきたのは事実です。「仲良しクラブ」でなければ統一大会が開けないというわけではないのでしょう。

もともと武道そのものが自らを殺そうとする敵にさえ人としての敬意を持ち、互いに共存するという人類の共存共栄の行き方を示しているのですから、それが出来ないというのであれば自ら武道精神を放棄していることになるはずです。統一大会を開催することは極真が武道空手であるというならば実現できるはずなのです。

あらゆる派閥や流派を超えて底辺を広げ全日本大会を開催し、日本空手の頂点を高くして地上最強の空手を復活させることが大山総裁の遺言の実現となり、また極真を含むフルコンタクト空手界の夢と考えるのは私一人ではないはずです。(日本が世界大会で優勝しなければ世界の空手は武道精神を置き去りにしてしまいかねないのです。日本の極真が強く有ってこそ海外は日本の武道空手精神を探求し理解しようとするからです。)
それによって極真並びにフルコンタクト空手の社会的地位の向上という共通目標も同時に実現できるのです。

次にここで特筆すべきことが2点あります。
第1点はJKJO(全日本審判機構)に参加している団体は極真連合会に参加したり、武神グループに参加したりと他の会派や団体にも参加しているとのことです。
なぜそれが特筆すべきかと言うと1つの団体に参加することが他の団体への参加禁止となっていないという点です。つまり交差している、クロスオーバーしているということです。大会はオープンであり組織も独立会派でありながら様々な交流が出来る。
この「オープンクロスオーバー」がこれからの活動のキーワードになるかもしれません。

第2点は現時点ではJKJO(全日本審判機構)が基本的に組織では無いと明言していることです。
上下関係を持つ組織ではなく各団体が横一線の友好協力団体という捉え方をしている点です。
もちろんそれにも長所と短所はそれぞれあるとは思いますが、統一大会を実現したという面では長所の功績が大きいと言えます。

極真が分裂状態であるという現実を踏まえた上で、私も微力ながらそのような極真をも含むフルコンタクトカラテの統一全日本大会実現の方向に少しでも進むよう尽力していこうと考えています。

2008年1月4日