財団法人 極真奨学会 国際空手道連盟 極真会館 浜井派

基本方針

極真会館浜井派「基本方針(原案)」発表の経緯


先日、極真連合会の世界大会を沖縄で観戦して来ました。
1昨年、浜井派を立ち上げてから約1年6ヶ月、北海道から沖縄まで極真各派やフルコンタクトカラテ他流派の主要な大会を直接観戦してきました。また出来得る限り様々な各派代表・フルコンタクト他流派代表や幹部との交流を試みてきました。
私自身がそれまで松井派のことしか知らないという「井の中の蛙(かわず)」状態であったので、今後の方針を決定する為にも極真各派やフルコンタクト他流派の現状を現場で確かめたかったのです。

はっきり言って極真各派の現状についてはほぼ予想どうりでしたが、極真各派が思った以上にお互いに閉鎖的で疑心暗鬼であることには驚きました。唯一明るい誤算は連合会が予想に反して極真各派の中でも最もオープンな体質であったということです。

フルコンタクト他流派についてはその大会の大きさや出場選手1000名を超えることが特に珍しくも無いということに驚かされました。しかもそれぞれが1000名規模の大会を開催できる力を持った空手道MACや武神、白蓮会館・一光会館が中心となって作ったJKJO(全日本空手審判機構)が170以上の団体を集結させた統一ジュニア全日本を開催したことは驚きでした。(極真はたった3〜4派閥でさえ大会が統一できないのです。)JKJOは数年後に一般部の統一全日本を計画しているようです。これは大変面白い動きだと思います、我々浜井派にとっても。なぜなら彼らは審判機構であるがゆえに大変オープンな組織であるからです。


私のこのような単純明快な調査見聞の活動が、なぜか?周囲に様々な見当違いの憶測や勘違いを生じさせたようですが、何をするにしてもまずフルコンタクト空手界の現状認識や事実確認は必要であることは誰にでも理解できるはずです。(もしかすると日本国内の様々な大会を現場で見て、一番肌で知っているのは現在私かも知れないと思います。)

ただしそれによって逆に代表である私と、極真他派の幹部や浜井派の各県本部長・支部長・評議員との認識のギャップ(差異)が出来ているのかもしれません。その認識ギャップを少しでも埋める為に今回浜井派の基本方針を明確に文書でまとめることにしたのです。

誤った憶測や勘違いを避けるためにも、この文章を読んでわかりにくいことや質問があれば必ず直接私に聞いて欲しいと考えています。人を通すとよけい正確に伝わらない恐れがあるのでよくよく注意して下さい。


 




浜井派基本方針原案(変更あり)


1.道場の現場活動

石川県内各支部・県外各本部(富山・福井・静岡・北海道・三重)ならびに金沢新神田総本部については下記のような現場での地道な活動に専念する。組織や大会成績を言う前に日頃の活動を大切にする。つまりしっかりと足元を固めて極真武道空手道場として青少年の育成に全力を挙げる。

@各支部の課題
 1)少年部の拡充の為の支部開設
   そのための指導員・支部長候補育成
 2)一般部の稽古強化(新神田総本部の強化稽古と連携する)
   浜井派から全日本・世界大会クラスの選手を育成する。

A金沢新神田総本部の課題
 4〜5月に駐車場前20台でリニューアルオープン予定
 一般部の強化稽古開始(代表並びに支部長有志、半分は代表が指導予定)

B極真各派・他流派の大会での上位進出(一般部も含めて)を目指す。



2.大会の方針

大会出場に優先順位を付ける。各県本部・支部の協力をお願いしたい。
ただし強制ではなく、浜井派の基本方針として理解しておいてもらいたい。


(第1優先大会)
 北信越大会&百万石杯(本園か来年ウエイト制全日本に変更)
 全日本型大会
 石川県青少年大会
 帯別全国大会(初級・中級・上級)
 浜井派富山・福井・静岡・北海道・三重各県本部・支部・同好会主催の大会


(第2優先大会)
 友好団体の滋賀(河西支部長)・名古屋(松田支部長)・岡山(水口館長)の大会
 連合会(全日本選抜戦、全日本大会、世界大会)
 連合会関西(岡田氏、夏の陣・冬の陣)・中部(長谷川氏)・福井・富山
 極真館(全日本大会、真剣勝負全日本ウエイト制)
 新極真全日本大会・ウエイト制全日本大会(各道場フリー参加)
 極真清武会西田道場全日本大会
 極真増田道場全日本大会
 JKJO(統一)ジュニア全日本大会・・・ハイレベル、日本最高峰
 MACジュニア全日本(選手1000名)、武神ジュニア全日本(選手1000名)
 白蓮会館ジュニア全日本・世界大会(選手1000名)
 一光会館ジュニア全日本(選手500名) その他



3.組織活動


(1)2大基本戦略

極真は分裂後も競争によって却って極真人口は倍増しています。これも極真のあり方の一つかもしれませんが、大会レベルだけは統一しなければ衰退の道をたどるしかありません。松井派の世界大会ベスト8に日本勢が1人だけという惨憺たる結果がそれの象徴です。現場の道場では地道な活動でいいのですが、全日本や世界大会は出来る限りの統一が必要と私は考えています。皆さんはどうでしょうか?


A.「クロスオーバー交流戦略」 

連合会・JKJO等のように組織として参加・協力していても他の組織や団体に参加・協力できる自由で緩やかな提携を認めている組織と交流して
@道場生が選手として活躍できる舞台を広げておく。
A極真系団体(連合会・極真館等)、JKJOなど現在拡大している審判機構と協力してレベルの高い大会を作ってゆく。


ここで絶対に勘違いしてはならないのは浜井派としてどこかに加盟することは原則として無いということである。
単に暫定的協力・参加するという立場に過ぎない。
(A)浜井派が加盟するとすれば財団法人極真奨学会や故大山総裁の遺言・遺志に関連する財団などの公共的な団体に限られる。
(B)あるいは連合会・極真館等やJKJO(全日本空手審判機構)に協力・参加するとしてもそれが浜井派の活動を制約されるものである場合、協力・参加を一時停止し距離を置くものとする。


なぜ連合会やJKJOが例にあげられるのかと言うと、この2つは組織と言うより大会のための協力団体的な性格を持つ機構であり大会参加が唯一オープンで、しかも選手のレベルが相応に高く全日本大会や世界大会を開催できる力を持っているからです。
大会に対してオープンな姿勢を持つことこそ故大山総裁悲願の「地上最強の空手」を再現する為の絶対条件ではないでしょうか?


B.「独立独歩成長拡大戦略」

県内の北信越&百万石杯や全日本型大会に加えてクロスオーバー戦略で極真各派やフルコンタクトカラテ他流派と交流して当面の選手の舞台を確保しながら、ウエイト制全日本大会や帯別全日本大会(全国大会)、全日本演武・試し割り全日本大会を独自で開催する力を付けてゆく。

大会開催の目標として

(1〜2年以内)
統一ウエイト制全日本(浜井派主催にこだわらない、共催・協賛でも可)
帯別全日本(全国大会)

(3〜5年以内)
統一全日本大会(浜井派主催にこだわらない、共催・協賛でも可)
試し割り・演武全日本大会

(5年〜)
統一世界大会(浜井派主催にこだわらない、共催・協賛でも可)


(2)中国大連総本部道場

まだまだ暗中模索。頑張るしかない。300人まで赤字覚悟。
故大山総裁いわく「3年刑務所に入ったつもりで頑張れ。」の覚悟。

 

以上まとめると、

浜井派各道場の現場活動として
 @一般部の強化(金沢総本部道場のリニューアル、強化稽古開始)
 A少年部の拡大(支部道場の増設)
を地道に継続しながら
組織活動としては極真各派や他流派とクロスオーバーで交流しながら
 B県内浜井派支部・全国浜井派県本部を増設して組織として強化拡大してゆく。
 C個大山総裁の遺言・遺志に賛同する会派協力団体を結成し拡大する。
  これについては財団法人極真奨学会の傘下とする。
  これには財団法人極真奨学会の現理事長の梅田先生が賛同しています。
 D他派・他流の様々な大会に参加したり、様々な全国大会を開催する。
 E中国大連道場を拡大してゆく。
ということになる。
以上


 

 



 

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